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持ち味とお金

情報収集・活用力

マネー基礎力
MONEY BASIC

定期的に情報を収集・整理して、生活や仕事に活かしている

情報収集・活用力がある人は、新聞・雑誌、WEBなどを定期的に見るだけでなく、一つの媒体でも複数の情報源を持っていたりします。また、情報を収集するだけでなく、使い易くファイリングするなど、活用する場面でも整理が行き届いています。

情報収集・活用力はお金関係のお話になると常套句のようなもので、マネープランを立てたり、金融商品を選ぶ時はまずはしっかり情報収集すべきと言われています。例えば電化製品を買うときに、比較検討したり、機能や利便性を調べたりなど、それと同じようなことを金融商品選びでもする必要があります。ただ、電化製品と違うのは、普段の生活に馴染みがないためか、その金融商品を使っているシーンや利用価値がイメージできないので、何を検討材料とすればよいかがわからないかと思います。

では、金融商品比較をするにはどういったことを検討すべきなのでしょうか?それは大きくわけて3つ。

  1. ふやす目的の時期に合うかどうか
    簡単に言えば、来月車を買うのにそのお金を株式にしないですよね?金融商品は利用する期間によって期待できる利回りが異なります。一般的に利用期間が長ければ長いほど利回りは期待できます。もちろんその分のリスクもありますが、特に投資商品は長期であるほどリスクが緩和されます。よって、利用時期が近いなら安全性の高いものが選択基準。利用期間が先であれば安全性の高い商品に加え投資商品も選択基準になります。
  2. 自分にとって便利がいいか
    金融商品とは長く付き合うのが原則。よって自分の生活や生活導線の中で利便性が高いかどうかも考える必要があります。つまり、商品を選ぶことに加え「買う場所」も選択基準になります。電化製品と同じように、同じ商品でも販売されているところが複数ある商品もあります。
  3. コストはどうか
    投資商品は概ね、売買手数料や販売手数料、信託報酬などといった手数料がかかります。投資金額や投資期間が長いとほんの少しの差が運用にも大きく影響します。内容や実績に大きな違いがない商品であればコストが安い方が有利ですね